週末のまとめ見に時間割を決めるまでの手順

土曜の朝に「今日は一日見るぞ」と意気込んで、夕方には何も見終わっていない。これを何度か繰り返した。時間はあったのに、何を見るか決めるところで一時間、一本見たあとの休憩で二時間が消えている。

そこで、週末の視聴に時間割を組むことにした。仕事のスケジュールを組むみたいで気が進まなかったのだが、実際にやってみたらこれが一番効いた。組み立てるまでの手順を残しておく。

手順1:見たいものを金曜のうちに三本決める

当日に選ぶのをやめた。金曜の夜、寝る前に三本だけリストにする。ここで大事なのは「三本まで」で止めることで、十本並べると当日にまた選び直しが発生する。

選ぶ材料は「あとで見る」リストの整理で溜めてあるものから。ここが空だと結局その場で探すことになるので、平日に少しずつ足しておく必要がある。

手順2:長さで枠に割り当てる

三本の上映時間を見て、時間帯に当てはめる。うちは次のように固定した。

  • 午前(10時〜12時):長めの一本。頭が働くうちに重い作品を置く
  • 午後(14時〜16時):短めか、連続もののエピソード二話ぶん
  • 夜(21時以降):軽い作品。眠くなったら中断してよい枠

重い作品を夜に置くと、途中で寝落ちして翌週に持ち越すことが多かった。時間帯と作品の重さを合わせるだけで、最後まで見られる確率がはっきり上がった。

上映時間の確認は作品ページに出ているので数秒で済む。連続ものについては、一話あたりの時間が四十分前後か二十分前後かで扱いが変わるため、そこだけ見ておけばいい。海外ドラマの一時間枠のものを午後に二話入れると、それだけで午後が終わる。

手順3:枠と枠のあいだを空ける

最初は詰めて組んでいた。二時間見て、すぐ次。これは二週で破綻した。一本見終わると、内容を反芻する時間がどうしても要る。すぐ次に入ると前の作品の印象が消える。

今は枠のあいだに二時間ずつ空けている。その時間に昼食を取ったり、洗濯を回したりする。結果として、一日に見る本数は減った。ただ、見た内容を覚えている率は上がったので、こちらのほうが満足度は高い。

家族と一緒に見る枠を一つだけ作っているのも、間を空けている理由の一つだ。相手の予定に合わせる必要があるので、詰めて組むとそこだけ動かせなくなる。午後の枠を共有の時間にして、他は各自という形に落ち着いた。

守れなかった日はどうするか

予定どおりにいかない週末は普通にある。用事が入る、体調が優れない、単に気が乗らない。ここで「時間割を守れなかった」と考えると続かないので、守れなかった枠は消すだけにしている。翌週に繰り越さない。

繰り越すと、翌週の枠が埋まって選ぶ楽しみがなくなる。見逃した作品はまたリストに戻せばいい。配信終了間近の作品を先にチェックする癖だけはつけておくと、繰り越さない判断がしやすくなる。

時間割というと窮屈に聞こえるが、実際には「決めない時間」を減らしているだけだった。何を見るか迷っている時間が、いちばん何も進んでいない時間だったのだと思う。

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