ある朝、契約している配信サービスから月額が上がるという知らせが届いた。金額の差は大きくないが、毎月引かれるものなので、なんとなく続けるのは違う気がした。かといって勢いで解約して、あとで見たい作品が出てきたら困る。そこで一度立ち止まり、続けるかどうかを決める材料を書き出してみることにした。
まず先に結論
材料を並べてみると、判断に効いたのは次の三つだけだった。
- 直近の一か月に何回開いたか
- 同じ作品をほかで見られるか
- やめたときに具体的に困ることがあるか
料金の安さや作品数の多さも気にはなるが、うちの場合はそこを比べても答えが出なかった。数字が大きいほど得に見えるが、見ない作品が多くても意味がないからだ。
直近の一か月に何回開いたか
最初に、視聴履歴を開いて先月の分を数えた。思っていたより少なく、週末にまとめて二本見ただけの週が続いていた。逆に、毎晩のように開いているサービスもあった。値上げの知らせが来たのは前者のほうで、ここで気持ちがだいぶ傾いた。
回数を数えるときは、自分だけでなく家族の分も見ておくとよい。自分はほとんど使っていないつもりでも、別のプロフィールで子どもがよく見ていたということがあった。
同じ作品をほかで見られるか
次に、よく見ている作品がほかのサービスでも配信されているかを調べた。配信の権利は動くので、今日の時点でどこにあるかを確かめるしかない。調べてみると、見ていた作品の半分ほどは別のサービスでも見られた。残りの半分はそこでしか見られず、続きが来年配信される予定のものも含まれていた。
契約の整理そのものについては、動画配信サブスクの整理術に書いたやり方をそのまま使っている。
やめたときに困ること
三つ目は、解約した場合に具体的に何が困るかを書くことだった。ここで書き出せたのは、ダウンロードしてある作品が見られなくなること、マイリストに積んでいる作品をまた探し直す手間、それから家族に一言伝える必要があることの三点だった。
このうち、マイリストはいったん紙に書き写しておけば済む。家族への連絡も一度話せば終わる。ダウンロードだけは解約と同時に消えるので、見終わってから手続きをすることにした。解約時の注意点はVODの解約で後悔した落とし穴にまとめてある。
結局どうしたか
今回は、しばらく開いていなかったほうを、続きの配信が始まるまで休むことにした。再開するときは、そのとき月額がいくらになっているかを見てから決めればいい。値上げの知らせは不意に来るのであわてやすいが、材料さえ決めておけば、毎回同じ手順で落ち着いて判断できる。
よくある疑問
値上げの前に解約したほうが得なのか
更新日と値上げの適用日の関係はサービスによって違うので、まず案内のメールや公式の説明で確認するのが先だった。うちの場合は次の更新日から新しい金額になる形だったので、急いで手続きする必要はなかった。
一度やめると戻りにくくならないか
再契約の手間はほとんどなかった。困ったのはマイリストが消えたことくらいで、これは事前に書き写しておけば防げる。
