録画機を手放して配信だけにしたとき、電気代が下がるだろうと思っていた。実際には下がった月と上がった月があり、理由を追ってみると出入りの両方があった。数字の細かい話は家によって変わるので、どこが動くかという形で書いておく。
どこが動いているのかを当てずっぽうで探していたころは、結局なにも分からないまま終わっていた。機器ごとの数字が見えるようになってから、数えるべき対象が絞れた。
- コンセントに挟んで消費電力を表示する測定器:常時つないでいる機器から順に挟んでいくと、上位の数台だけで全体の見当がつく(別の通販サイトの取り扱いページもあります)
先に結論:減る場所と増える場所

減ったところ
- 常時つないでいた録画機が消えた。待機のぶんが丸ごとなくなる
- 番組表を見るためにテレビをつける時間が減った
- 見る予定のない時間に、つけっぱなしにすることがなくなった
増えたところ
- 回線まわりの機器が増え、その分は常時動いている
- 見る時間そのものが増えた。探せば何かあるので止めどきがない
- 手元の機器の充電回数が増えた
一番効いたのは機器の数ではなく時間だった
機器を減らしたことより、見ている時間が伸びたほうが効いていた。録画していた頃は「録ったぶんを見る」という上限があったが、配信にはそれがない。結果として画面がついている時間が伸びて、減らしたはずのぶんを食っていた。
上限を自分で作ると戻る
見る時間に区切りを作ってからは、また下がった。始める時刻を先に決めるやり方は起きる時刻から見始める時刻を決める逆算に書いたとおりで、電気代の話とは別の目的で始めたことが、こちらにも効いた。
見積もりを立てるときの数え方
細かく計算しようとすると続かないので、三つだけ数えることにした。
- 常時つないでいる機器が何台あるか。抜き差ししないものを数える
- 画面がついている時間が一日あたり何時間か。一週間ぶん数えて平均を出す
- 画面の大きさ。同じ時間でも、大きいほど差が出る
この三つを押さえておけば、どこを変えれば動くかが見える。うちの場合は二つ目が一番大きかった。
やってみて効かなかったこと
- 使っていない機器の電源を毎回抜く。手間のわりに差が見えなかった
- 画質の設定を下げる。通信量は減ったが、電気代のほうは動かなかった
- 小さい画面に移す。見る時間が伸びて相殺された
抜き差しについては、続かなかったのが一番の理由だ。毎日やる前提のことは、だいたい二週間で止まる。
一年ぶんの明細を並べてみた
月ごとに見ていると、気温の影響が大きすぎて配信の分が見えない。前の年の同じ月と並べて初めて、動いたところが分かった。冷暖房の影響が小さい春と秋の数字を比べるのが、一番はっきりする。
- 春と秋の数字を、前の年の同じ月と比べる
- 機器を替えた月と、生活を変えた月に印をつけておく
- 家族の在宅時間が変わった月は、比べる対象から外す
- 一か月だけで判断しない。二か月続けて同じ方向に動いたら本物と見る
画面の大きさが一番大きい
同じ一時間でも、大きい画面と手元の機器ではかなり違う。とはいえ、大きい画面をやめるという判断にはならなかった。代わりに、ながら見のときだけ小さいほうに移すという使い分けにしている。
つけっぱなしを減らす
見ていないのに音だけ流している時間が、思っていたより長かった。音だけでよいときは画面を消せる機能があるものを使い、無いものは別の機器に切り替えている。
夜の時間帯に寄せる
契約によっては、使う時間帯で単価が変わる。うちの契約では夜のほうが安かったので、まとめて見る日は夜に寄せるようにした。家事の時間帯を動かすのと同じ考え方になる。
よくある疑問
テレビと手元の機器ではどちらが安いか
同じ時間なら手元の機器のほうが小さい。ただ自分の場合は、小さい画面にすると見る時間が伸びたので、合計では変わらなかった。
録画機は本当に手放してよかったか
電気代よりも、置き場所と管理が減ったのが大きい。手放したときの割り切りは録画をやめて配信一本にしたときの割り切りに書いた。
数えるのに道具はいるか
時間を数えるだけなら紙で足りた。機器ごとの数字まで見たくなったら、測る道具を足せばよいと思う。
数えるときに使ったもの
- コンセントに挟んで消費電力を表示する測定器:常時つないでいる機器から順に挟んでいくと、上位の数台だけで全体の見当がつく(別の通販サイトの取り扱いページもあります)
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