休日の夕方に、子どもと並んで一本だけ見ることがある。最初のころは、評判がいい作品を適当に選んで再生していた。ところが途中で怖がって部屋を出ていったり、長すぎて最後まで持たなかったりで、見終わる前に終わってしまうことが何度かあった。それから、再生する前に確かめることを三つだけ決めた。
先に確かめる三つ
- 全体の長さと、途中で区切れる場所があるか
- 怖い場面や大きな音がどのくらいあるか
- 見終わったあとに話しやすい作品か
どれも作品の詳細ページを数分見れば分かることばかりで、手間は大きくない。
長さと区切れる場所
一番効いたのは長さだった。大人なら二時間の映画も平気だが、子どもは九十分を過ぎると集中が切れやすい。最近は九十分前後のものか、一話が三十分ほどの連続ものを選ぶことが多い。連続ものなら、一話ごとに区切れるので無理がない。
二時間を超える作品は、途中で止める場所を先に決めておく。場面が変わるところで止めて、続きは翌日にすると伝えておくと、子どもも納得しやすかった。
怖い場面と大きな音
二つ目は、怖い場面や大きな音がどのくらいあるかだった。年齢の目安はある程度参考になるが、それだけでは分からないこともある。詳細ページのあらすじや、予告編を先に一人で見ておくと、どのくらいの場面があるか見当がつく。
音については、夜に見るときは音量を少し下げておく。急に大きな音が鳴る作品は、それだけで子どもが驚いて止めたがることがあった。
見られる作品を年齢で絞る設定は、ペアレンタルコントロールの記事で詳しく書いている。
見終わったあとに話しやすいか
三つ目は少し意外だったが、見終わってから話しやすい作品のほうが、満足度が高かった。登場人物が少なく、筋が分かりやすいものだと、終わったあとに子どものほうから話してくる。逆に、大人向けの込み入った話は、最後まで見ても何が起きたのか分からず、つまらなかったという感想になりやすい。
並んで見るときに変えたこと
- 見る作品は子どもに二つまでの候補から選ばせる
- 途中で止めるのは悪いことではないと先に言っておく
- 見終わったらひとつだけ感想を聞く
家族それぞれの見たい作品が違う日は、家族利用に強いVODの記事に書いたように、別々の画面で見ることもある。
選ぶ前の五分でやっていること
三つを確かめるといっても、実際にかけているのは五分ほどだ。まず詳細ページで長さを見て、次にあらすじを読み、最後に予告編を一人で流す。予告編は音を小さくして、怖い場面がどのくらい出てくるかだけを見る。ここで迷ったら、その作品は別の日に回す。
候補を二つまでに絞ってから子どもに選ばせるのは、選ぶ時間が長くなると見る前に疲れてしまうからだった。自分で選んだ作品だと、途中で飽きにくいという効果もあった。
よくある疑問
年齢の目安だけで選んではだめなのか
目安は役に立つが、子どもによって怖がる場面は違う。うちでは目安を入口にして、最後は予告編で確かめるようにしている。
途中で飽きたらどうするか
無理に最後まで見せないことにした。別の日に続きを見たがることもあるし、そのまま忘れてしまうこともある。それでいいと思っている。
