通勤の電車でスマートフォンで見始めて、家に帰ってからテレビで続きを見る。文章にすると簡単だが、最初のころは毎回どこまで見たか分からなくなっていた。テレビ側で開くと少し前から始まったり、逆に見ていないところまで進んでいたりする。
原因が分かってからは、ほとんどずれなくなった。やっていることは三つだけだ。
ずれる原因は再生位置の記録にあった
配信サービスは、どこまで見たかを自分たちの側に記録している。ただし記録されるのは、再生を止めたときか、一定の間隔でまとめて送られるときだ。つまり、電車を降りる直前にアプリを閉じずに画面だけ消すと、最後の数分が記録されないまま終わる。
さらに、電波が切れる場所で止めた場合は、記録そのものが送られない。地下鉄でよく起きた。降りた駅で電波が戻っても、そのときにはもうアプリが閉じているので送りそびれる。
いまやっている三つのこと
- 降りる前に一時停止して、数秒そのまま待ってから閉じる
- 電波が弱い場所で見たときは、地上に出てからアプリをもう一度開く
- テレビ側で開いたら、再生する前に残り時間の表示を見て見当をつける
一つ目だけでほとんど解決した。一時停止してから数秒待つと、その間に記録が送られる。二つ目は保険で、地上に出てアプリを開き直すと、たまっていた記録がそこで送られることが多い。
それでもずれたときの戻し方
ずれてしまったときに、いちいち探すのは面倒だった。いまは少し手前から見るようにしている。三分ほど戻して、見覚えのある場面が流れたらそのまま見続ける。見覚えがなければさらに戻す。
逆に「まだ見ていないところまで進んでいた」ときは厄介で、これは少しだけ先を見てしまったということになる。そういうときは潔く諦めて、進んでいた地点の少し前から見る。取り返そうとして巻き戻しを繰り返すと、結局そこで集中が切れる。
そもそも分けないという選択もある
つなぎ方を工夫したうえで言うのも変だが、作品によっては分けないほうがいい。集中して見たい映画は、移動中に始めないようにした。細切れにすると、つなぎ目でどうしても気持ちが切れる。
いまは、移動中に見るのは一話が短い作品だけと決めている。一話が二十分程度なら、移動時間の中で完結するのでつなぐ必要がない。長い映画は家のテレビで通して見る。そのテレビ側の環境については、ミラーリングをやめて端末を足した経緯に書いた。録画をやめて配信だけにしたことで、こういう見方に寄せやすくなった面もあって、それは録画をやめたときの割り切りのほうにまとめている。
つなぐ技術を磨くより、つながなくていい組み合わせを選ぶほうが早かった、というのが正直なところだ。
サービスによって挙動が違う
同じやり方をしても、うまくつながるサービスとそうでないサービスがある。使っているものを比べると、差が出るのはこのあたりだった。
- 止めた位置がすぐ反映されるものと、数分遅れるものがある
- 続きから再生するボタンが分かりやすい位置にあるかどうか
- 見終わった扱いになる基準が、最後まで見たときか、終盤に入った時点か
- 複数の端末で同時に開いたときの扱い
三つ目でつまずいたことがある。終わりの数分を残して止めたのに、サービス側では見終わった扱いになっていて、続きから再生を押しても次の話が始まった。以来、最後まで見るつもりの回は、途中で止めないようにしている。
同じ作品を二つの端末で開かない
いちばん記録が狂ったのは、スマートフォンでアプリを開いたままテレビでも同じ作品を再生したときだった。両方から位置が送られて、あとから届いたほうが残る。どちらが後なのかは分からないので、結果は運任せになる。
いまはテレビで見る前に、スマートフォン側でアプリを完全に閉じている。ひと手間だが、これを入れてからずれた記憶がない。つなぎ方の工夫としては、これがいちばん確実だった。


コメント