ドラマや映画を見る時間はほしいけれど、じっと画面に向かう余裕がない。そんな日が続いていたとき、思いきってVODを「音声だけ」で聴く”ながら視聴”に切り替えてみました。最初は邪道かなと思っていたのですが、続けてみると意外な発見がいくつもあったので記録しておきます。
きっかけは通勤時間の使い道
片道40分ほどの通勤中、これまでは音楽を聴いたりぼんやりスマホを眺めたりしていました。ただ、家に帰ると疲れて映画を見る気力が残っておらず、見たい作品がどんどんたまっていく一方でした。そこで「画面を見なくても内容が追える作品なら、通勤中に音だけで進められるのでは」と考えたのが始まりです。
実際にやってみると、会話中心のドラマやドキュメンタリーは音声だけでも驚くほど内容が入ってきました。逆にアクションや映像美が売りの作品は向いていないので、作品によって「見る」「聴く」を使い分けるようになりました。
ながら視聴で気づいたイヤホンの重要さ
音声だけで楽しむようになって痛感したのが、イヤホンの音質と装着感の差でした。それまで使っていた安価なものだと、電車の走行音にセリフがかき消されてボリュームを上げがちで、耳も疲れてしまいます。周囲の雑音を抑えてくれるタイプに替えたら、小さな音量でもセリフがくっきり聞こえるようになり、”ながら視聴”の快適さが一段上がりました。
長時間つけても耳が痛くなりにくいものを選ぶと、通勤の往復ずっと使っても負担が少なく済みます。私はいくつかワイヤレスイヤホンを比較して、ノイズ低減と連続再生時間のバランスで選びました。
結果、消化しきれなかった作品が減った
ながら視聴を取り入れてから、「見たいのに時間がない」というストレスがかなり軽くなりました。腰を据えて見るべき作品は夜にじっくり、会話中心のものは移動中に音声で、という具合に振り分けられるようになったからです。
すべての作品に向く方法ではありませんが、VODの契約はしているのに見る時間がなくてもったいない、と感じている人には一度試してほしい視聴スタイルです。同じ月額料金でも、使い切れる感覚がまるで違ってきます。
ながら視聴に向く作品・向かない作品
続けるうちに、自分なりの向き不向きの基準もはっきりしてきました。トークバラエティや会話中心の恋愛ドラマ、歴史や科学のドキュメンタリーは音声だけでも十分楽しめます。逆に、字幕が必要な海外作品や、映像の演出そのものが見どころのアクション・アニメは、やはり画面ありで見たほうが満足度が高いです。
そこで私は、通勤前の夜に翌朝聴く会話中心の作品をダウンロードしておくようにしました。オフライン再生にしておけば通信量も気にならず、電波の悪い区間でも途切れません。ちょっとした下準備で、翌朝の移動時間がぐっと有意義になります。
もうひとつ効いたのが、再生速度と音量の設定を見直したことでした。会話中心の作品は1.25倍でも聞き取れる一方、俳優の間の取り方が持ち味の作品では等速のほうが良く、結局は作品ごとに切り替えるようになりました。作品によって音量差が大きい場合は、アプリ側の音量を揃える設定を入れておくと、電車の中でいちいち手元を操作せずに済みます。
耳だけ使う時間をそのまま勉強に振り替えた話は深夜の資格勉強にVODの語学講座を組み込んでみたコツが近い。
本記事にはアフィリエイト広告を含みます。


コメント