複数デバイス同時視聴の制限に家族で引っかかった件

土曜の朝、リビングでドラマを流しながら子どもは自室でアニメを見ようとしていたら、画面に「同時視聴数の上限に達しました」という表示が出て再生が止まった。何が起きたのか分からず、家族全員で顔を見合わせたのを覚えている。

契約時にプランの中身なんてほとんど確認していなかった。プランのグレードによって同時視聴できる台数が2台までだったり4台までだったりすることを、このとき初めて知った。うちは4人家族で、それぞれがスマホやタブレットを持っているのに、契約していたのは2台までのベーシックプランだったのだ。休日の朝に家族全員がそれぞれ違う番組を見ようとするタイミングが重なりやすいことにも、このとき初めて気づかされた。

家族利用に強いプランへ変更してみた

調べてみると、家族利用や同時視聴に強いことを売りにしているVODサービスもいくつかあり、プロフィールを分けて同時に4台まで再生できるプランに変更した。月額は少し上がったものの、家族それぞれが好きなタイミングで見られるようになったメリットの方が大きいと感じている。画質も4台同時再生時に自動で調整される仕組みらしく、通信環境が混み合う夜でも大きなカクつきは感じなかった。

外出先での視聴が重なるタイミングにも注意

意外な盲点だったのが、自宅で家族が見ていることを忘れて、自分が外出先のスマホで再生しようとして弾かれるケースだ。通勤中に続きを見ようとしたら「上限に達しています」と表示されて、家に電話をかけて誰か再生を止めてもらったこともある。休日にまとめて予定を確認しておかないと、平日にもこうしたすれ違いが起きやすいと分かった。

それからは、誰がいつ何を見る予定かをざっくり家族のグループチャットで共有するようにしたら、無駄な引っかかりはなくなった。台数の上限自体はプラン次第でどうにでもなるが、家族間の「見る予定」のすり合わせは、契約プランを変えるだけでは解決しない部分だと痛感した出来事だった。

プロフィールごとに視聴履歴やおすすめが分かれる仕組みも、プラン変更後にようやくきちんと機能するようになった。それまでは家族全員のおすすめが混ざっていて、自分向けなのか子ども向けなのか分からない状態が続いていたのだが、今は各自の好みに合った提案が表示されるようになっている。

同時視聴の上限で困った経験がなければ、プランの中身を見直すきっかけすらなかったと思う。地味なトラブルではあったが、結果的に家族全員の視聴体験を底上げすることにつながった。

今振り返ると、契約プランの内容をきちんと確認しないまま何年も使い続けていたのがそもそもの原因だった。家族構成やデバイスの台数が増えたタイミングで、一度プランの中身を見直す習慣をつけておけば、こうした引っかかりは事前に避けられたはずだ。同じような家庭は意外と多いのではないかと思う。

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