棚が二段ぶん埋まったところで、紙で買うのをやめて配信に移した。置き場所の問題は確かに消えたが、読み方のほうが思ったより変わってしまい、しばらく戻したくなった。落ち着くまでに分かったことを書いておく。
手元の機器で読むのがつらくなってきたので、途中から文字を読むための専用の端末も足している。
ストアを一つに決めてしまうと、扱いのない作品で詰まる。そのときに確かめる先として、KADOKAWAが運営している総合電子書籍ストア(BOOK☆WALKER)も候補に入れている。こちらはまだ会員登録していないので、使い勝手までは書けない。
先に結論:移してよかった点と、困った点
よかった
- 棚が空いた。置き場所を気にせず買えるようになった
- 続きが出たときに、その日のうちに読める
- 外で読むときに荷物が増えない
- 暗い場所でも読める

困った
- 前の巻を確かめるのに時間がかかる
- 見開きで見せる場面が分断される
- どこまで読んだかが分からなくなる
- 手放したくなったときに手放せない
一番困ったのは読み返しの速さ
紙なら棚から抜いて、指で厚みを見当つけて開ける。これが数秒で終わっていた。画面だと、一覧を出して、巻を選んで、位置を探すという手順になる。伏線を確かめたくなる作品ほど、この差が効いた。
対処として決めたこと
読み返す可能性の高い作品は、気になった場面で目印を残すようにした。あとで探すより、その場で一秒使うほうが早い。作品の記録を一行だけ残すやり方は見た作品を一行だけ記録する習慣をつけて助かっていることと同じ考え方だ。
見開きの問題は端末の向きで変わる
手元の機器だと一ページずつ縦に表示されるので、左右にまたいで描かれた場面が二つに割れる。横に向けると両方が入るが、今度は文字が小さい。大きめの画面に替えてから、この不満はかなり減った。
手放せないという点は割り切った
紙なら読み終わって合わなければ手放せる。配信ではそれができないので、試し読みの範囲を必ず見てから買うようにした。冊数を買う前に、一冊ぶんだけ買って様子を見るというやり方に変えている。
買うときに見る場所も一つ増えた。同じ作品でも版元や判型ごとに別の並びになっていることがあって、途中の巻だけ扱いが違うと続きで詰まる。漫画の電子版をまとめて探せるページで作品名を入れて、既刊が何巻まで並んでいるかを先に数えるようにした。ここで抜けが見つかった作品は、いまは買わずに置いている。
抜けがあった作品は、別のストアで続きが並んでいないかを見るようにしている。出版社が運営しているストアは、その出版社の作品の扱いがそろっていることが多いので、確かめる順番を先にしておくと迷わない。
紙のまま残したもの
- 絵の細かいところを見たい作品。大きい判で買っているもの
- 何度も読み返すと分かっているもの
- 家族と回し読みするもの
全部を移そうとしたのが、そもそもの無理だった。二本立てにすると決めてからは、どちらの不満も小さくなっている。手放すかどうかの線引きは録画をやめて配信一本にしたときの割り切りのときと似た迷い方をした。
移すときにやっておけばよかったこと
思い立って一気に手放したので、あとから困ったことがいくつかある。次に同じことをするなら、この順番でやる。
- 手放す前に、持っている題名と巻数を控えておく
- 配信で扱いがあるかどうかを、手放す前に確かめる
- 続きものは、最終巻まで扱いがあるかを見る。途中で切れていることがある
- 読み返す作品を三つだけ決めて、それは紙で残す
二つ目で失敗した。手放したあとに扱いがないと分かった作品があり、買い直すことになっている。
読む場所が変わった
紙のときは机か布団の上でしか読まなかったが、画面だとどこでも読める。結果として、細切れの時間に読む量が増えた。ただ一冊を通して読む時間は減っていて、これは良し悪しだと思っている。
続きを買うのが早くなりすぎる
その場で次の巻に進めるので、止めどきがなくなる。一日に読む冊数を決めてからは落ち着いた。
家族と共有しにくい
紙なら渡せば済むが、画面だと機器ごと渡すことになる。家族で読む作品だけ紙に残しているのは、この理由が大きい。
よくある疑問
目は疲れないか
光が出る画面で長く読むと疲れた。文字を読むための端末に替えてからは、紙に近い感覚で読めている。明るさの調整についてはVOD視聴で目が疲れるときに効いた順に書いた考え方をそのまま当てている。
買ったものが読めなくなることはあるか
扱いが終わると読めなくなる場合がある。長く持っておきたい作品だけ紙で残す、という分け方にしている。
セールを待つべきか
待っている間に読む気が冷めることが多かった。読みたいときに買うほうが、結局は満足している。
劇場で見るか配信を待つかという分け方も、紙か電子かを決めるときと考え方が似ていた。そちらは映画館で見る作品と配信で待つ作品の分け方に書いている。
移動中に読むぶんに関しては、端末を持ち出す前提で組み直した。何を持っていくかは外出先でVODを見るときの持ち物のほうで整理した。
この記事で紹介した商品
- 文字を読むための専用の端末:光が出る画面より目が疲れにくい
- 漫画の電子版を探す:既刊が何巻まで並んでいるかを買う前に数えている
総合電子書籍ストア(BOOK☆WALKER):扱いの抜けがあったときに、続きが並んでいるかを確かめる先の一つ
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