友人に勧められた海外ドラマが、すでに六シーズンまで出ていた。最初から全部見る時間はないが、話題になっているのは最新シーズンだけだ。途中のシーズンから入っていいものか迷ったが、入り口を選べば十分楽しめた。ただし、どこからでも入れるわけではなかった。
途中から入れるシリーズと入れないシリーズ
何本か試して分かったのは、シリーズの作りによって向き不向きがはっきりあることだった。
- 一話ごとに事件が片づく形のものは、途中からでもほぼ困らない
- シーズンごとに舞台や登場人物が入れ替わるものも、そのシーズンの一話目から入れる
- 一つの大きな謎を全シーズンかけて追うものは、途中から見ると何も分からない
- 人間関係の積み重ねが見どころのものは、筋は追えても面白さが半分になる
作品紹介や一話目のあらすじを読めば、どの型かはたいてい見当がつく。最後の二つに当てはまるなら、素直に最初から見るか、見送るほうがいい。
入り口に選んだ場所
シーズンの一話目から入る
途中の話数からではなく、必ずシーズンの一話目から見る。新しいシーズンの最初の回は、前のシーズンを見ていない人にも分かるように人物を紹介し直してくれることが多い。
評判のいいシーズンを選ぶ
最新シーズンではなく、評判のいいシーズンから入ったこともある。作品全体の印象が良くなるので、そのあと前のシーズンに戻る気にもなりやすかった。
前のシーズンは要約だけ読む
どうしても前の出来事が気になるときは、公式の紹介ページにある各話のあらすじだけ読んでおく。結末まで細かく調べるとネタバレになるので、人物の関係が分かる程度で止めている。そのさじ加減はネタバレとの付き合い方に書いたのと同じだ。
途中から見てよかったこと
六シーズン分の時間をかけずに、話題の作品に追いつけた。見てみて合わなければ、そこでやめればいい。最初から見始めて三シーズン目で合わないと気づくより、損が少ない。
逆に、途中から見て気に入った作品は、あとで最初のシーズンに戻った。結末を知っている人物の若い頃を見るのは、それはそれで面白かった。
途中から入って失敗したこと
一度だけ、謎を追う型の作品に途中から入ってしまった。人物の会話が過去の出来事を前提にしていて、ほとんど話についていけなかった。結局その作品は最初から見直すことになり、かえって時間がかかった。
久しぶりに続きを見るときの準備については、シーズンが空いた海外ドラマを見る前の下準備にもまとめている。途中から入るときの要約の読み方も、ほぼ同じやり方で足りる。
家族と一緒に見るときの決め方
自分だけ前のシーズンを見ていて、家族は初めてというときは、家族に合わせてシーズンの一話目から見直している。自分にとっては二度目になるが、前回気づかなかった伏線が見えて意外と退屈しない。途中から見る人がいるときほど、入り口を一話目にそろえるのが無難だった。
よくある疑問
アニメでも同じ考え方で入れる?
一話完結の作品なら入れる。長い物語を追う作品は、劇場版や総集編が出ていればそこから入る手もある。
シーズンの一話目でも分からなかったら?
二話まで見て分からなければ、その作品は最初から見る型だと判断している。
どこから入るかを人に聞いてもいい?
勧めてくれた人に聞くのがいちばん早かった。「途中から入れる作品かどうか」だけ聞けば、ネタバレされずに済む。
