金曜の夜、リビングのテレビの前で家族が野球を見ていて、自分は見たい映画がある。この状況が月に何度か起きるようになって、そろそろ2台目の表示機器がいるのではないかと考え始めました。
結論から言うと、半年ほど迷った末に「まだテレビ1台で足りる」という判断に落ち着いています。ただ、その境目がどこにあるのかを整理するまでにはずいぶん回り道をしました。買う前に機材を数日だけ借りて試せるレンタルがあると知ったのも、その途中です。
まず疑ったのは台数ではなく時間帯だった
2台目が欲しいと思った日を1か月ぶん書き出してみたところ、ほとんどが金曜と土曜の20時から22時に集中していました。つまり困っているのは「テレビが1台しかないこと」ではなく、「その2時間だけ取り合いになること」です。
そう分かってからは、自分の見たいものをその時間から外す方向で調整してみました。平日の夜に前半だけ見ておく、土曜の朝に回す、といった具合です。これで衝突の回数は月4回から1回程度まで減りました。台数を増やす前に時間割を動かすほうが早かったわけです。
それでも残った「同時に見たい」場面
ただ、どうしてもずらせない場面もあります。配信が終わる直前の作品や、話題になっていて翌日には内容を知ってしまいそうなものです。年に数回とはいえ、この用途のためだけに大きな買い物をするかどうかが最後まで悩みどころでした。
手持ちのタブレットで代用も試しましたが、画面が小さいぶん字幕が読みにくく、腕も疲れます。寝ながら見る姿勢の話で書いたのと同じで、姿勢の負担は視聴時間そのものを削ってきました。
買うか見送るかを決めた三つの線
最終的に、次のどれかに当てはまったら買い足す、という線を引いて保留にしました。
- 取り合いが月4回を超える状態が3か月続いたら
- 自分の視聴が22時以降にずれ込む日が週の半分を超えたら
- 家族の誰かが「見たいのに譲っている」と言い出したら
数字を決めておくと、欲しくなった夜にその場で結論を出さずに済みます。今のところどの線にも届いていないので、テレビ1台のままです。設置まわりの工夫はミラーリング環境を整えた手順にまとめてあります。
半年ぶん記録して分かったこと
この線を引いたあと、実際に半年ぶん記録を続けてみました。月ごとの衝突回数は多い月で3回、少ない月は0回で、平均すると1.5回程度です。数字にしてみると、買い足したところで動くのは月に1、2回の話でしかないと分かります。
意外だったのは、記録をつけている間に自分の見たい時間帯のほうが勝手にずれていったことです。取り合いになりそうな夜は最初から別のことをするようになり、結果的に衝突そのものが減りました。数えるという行為自体に、行動を変える効果があったのだと思います。
この記事で紹介したサービス
- APEXレンタル:プロジェクターやモニターなどを数日単位で借りられるサービス。買う前に自宅の広さや明るさで試したいときの選択肢
私はまだ利用していないので使い勝手までは書けませんが、線を越えて実際に買い足す段になったら、いきなり注文する前に一度借りて確かめるつもりでいます。プロジェクターを導入したときの話は別の記事に書きました。
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