ワイヤレスイヤホンで後悔した6つのこと|深夜のVOD視聴で買い直すまで

家族が寝静まった後にVODを見たいのに、テレビの音量を絞ると台詞が聞き取りにくい。それを解消したくてワイヤレスイヤホンに切り替えたのですが、1台目は完全に選び方を間違えました。買い直して今の環境に落ち着くまでに分かったことを、後悔した点から順に書いていきます。

先に結論だけまとめておきます。

  • 後悔しやすい人:安さだけで選ぶ/寝転がって見る/イヤーピースのサイズを気にしない/充電をこまめにできない
  • 満足しやすい人:深夜や早朝に見る時間が決まっている/家族と同じ部屋で別のことをする/外音取り込みを使い分けたい

今使っているのと、比較検討したのはこの2つです。

買ってから後悔した6つのこと

1. 寝転がると耳から浮いて、数十分でずれてくる

1台目で一番こたえたのがこれです。座って聴くぶんには問題なかったのに、横向きに寝転ぶと枕に当たって少しずつ位置がずれます。映画の途中で入れ直すことになるので、結局集中できませんでした。イヤーピースのサイズ展開が豊富なモデルに替えてから、この不満はほぼ消えました。

2. タッチ操作が勝手に反応する

本体をタップして再生と一時停止を切り替えるタイプだと、耳を触った拍子に誤操作します。寝転がって姿勢を変えるたびに止まるのは、慣れるまでかなり煩わしかったです。数日でタップの位置と力加減をつかめましたが、買った初日に「使いにくい」と決めつけなくてよかったと思っています。

充電ケースに収めたワイヤレスイヤホン

3. 充電のタイミングが生活と噛み合わない

連続再生時間は公称値どおりには持ちません。映画を2本続けて見るとケースに戻す必要が出てきます。寝る前に必ずケースへ戻す、という習慣ができるまでは、見たいときに電池切れという事故が何度かありました。

4. ノイズキャンセリングを入れると台詞が遠くなることがある

環境音が消えるぶん聞き取りやすくなる場面が多い一方で、作品によっては音場が狭くなったように感じることがありました。今は静かな深夜はオフ、外の音が気になる時間帯だけオン、という使い分けにしています。常時オンが最適というわけではないようです。

5. 映像と音のずれが作品によって気になる

会話中心の作品ではほとんど気づきませんが、口の動きをよく見るシーンだと、わずかな遅れが分かることがあります。アプリ側に低遅延モードがある機種なら、そこを確認しておくと安心です。

6. 片方だけ失くしそうになる

寝落ちした翌朝、布団の中から片側だけ出てくることが何度もありました。有線なら起きない事故です。置き場所を枕元のケースに固定してからは減りましたが、寝ながら使う前提なら覚悟しておいたほうがいい点だと思います。

それでもスピーカーに戻していない理由

不満を並べましたが、テレビのスピーカーに戻す気にはなっていません。音量を上げなくても台詞が聞き取れるので、字幕をつけっぱなしにする必要がなくなりました。家族が寝ている時間帯に、遠慮しないで見られる時間ができたこと自体が大きいです。海外ドラマを英語音声のまま試してみたくなったのも、音がはっきりしたことの副産物でした。

深夜視聴に向いているモデルの条件

2台買って分かった、選ぶときに効いてくる条件を並べます。

  • イヤーピースのサイズが3種類以上付属している
  • 外音取り込みの切り替えがワンタッチでできる
  • 片耳だけでも再生が続けられる
  • ケース込みの再生時間が、映画2本ぶんに余裕で届く
  • 低遅延モードがある、または遅延の記載がある
  • タッチ操作の感度を調整できる、または物理ボタンがある

逆に、次のどれかに当てはまるなら、ワイヤレスでなくてもいいかもしれません。

  • 視聴中に動くことがほとんどない
  • 充電を管理するのが苦手
  • 音質を最優先にしていて、同じ価格帯で比べたい
耳に装着したワイヤレスイヤホンの様子

買ってすぐにやっておくと後悔が減る3つ

イヤーピースを全サイズ試す

最初から付いているサイズが自分に合っているとは限りません。左右で最適なサイズが違うこともあります。ここを面倒がると、装着感の不満をそのまま抱え続けることになります。

音漏れを家族に確認してもらう

深夜に音量を上げすぎていないか、隣の部屋にいる家族に一度聞いてもらいました。密閉するタイプなら通常の音量で問題ないという返事でしたが、確認しないままだと気になり続けていたと思います。導入初日にやっておくのがおすすめです。

寝転がった姿勢で30分試す

座って試すだけでは、ずれも圧迫感も出ません。実際に見る姿勢で30分ほど使ってみると、返品や交換ができる期間のうちに判断できます。

1台目と2台目で、何を変えたのか

買い替えたときに何を基準にしたかを並べておきます。値段の差は数千円ですが、判断の軸は最初とかなり違いました。

  • 1台目:価格が最優先。ノイズキャンセリングが付いているかどうかだけ見た
  • 2台目:イヤーピースのサイズ展開を先に確認し、装着感から選んだ
  • 1台目:再生時間は数字だけ見て、ケース込みの合計を気にしていなかった
  • 2台目:映画2本ぶんを基準に、ケース込みで余裕があるかを見た
  • 1台目:外音取り込みという機能自体を知らなかった
  • 2台目:切り替えの手数が少ないかどうかを確認した

結局のところ、深夜のVOD視聴でいちばん効くのは音質の細かい違いではなく、姿勢を変えても落ちないこと、途中で切れないこと、家族の声に気づけることの3つでした。カタログの前のほうに書いてある項目と、実際に効く項目はずれていると感じています。

ワイヤレスイヤホンとスマートフォンを並べたところ

よくある疑問

安いモデルでも大丈夫?

価格そのものより、イヤーピースの選択肢と外音取り込みの有無で決まる部分が大きいと感じました。私は1台目を安さだけで選んで買い直したので、結果的には高くついています。

片耳だけで使える?

機種によります。片側だけ外して家族の呼びかけに応じたい人には、この対応の有無が効いてきます。外音取り込みをオンにすれば、両耳のままでも周囲の音は自然に入ってきます。

テレビに直接つなげる?

テレビ側の対応次第です。対応していない場合は送信機を足すことになり、そこでまた遅延の話が出てきます。スマホやタブレットで見る前提なら、この心配はほぼありません。

テレビなしでの視聴環境についてはテレビなし、スマホだけで動画配信を楽しむコツでも書いています。

イヤホン選びとは別に、長く着けたときの耳の休ませ方も決めてあります。

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