深夜に続けて三話見ていたら、終盤で耳の奥がじんわり痛くなってきた。作品はいいところだったのに、集中が耳の違和感に持っていかれて、最後の十分はほとんど頭に入っていない。それ以来、イヤホンを付けたまま見続ける時間の区切り方を、自分なりに決めている。
痛くなるのは音量ではなく付けっぱなしの時間だった
最初は音量が大きすぎたのだと思って下げてみた。ところが小さくしても、二時間を超えたあたりで同じ違和感が出る。結局、効いていたのは音量よりも、装着したまま過ごす連続時間のほうだった。
そこで、見始める前に「何話まで見るか」ではなく「何時何分に一度外すか」を決めるようにした。作品の区切りと時刻の区切りがずれることはあるが、外す時刻を先に置いたほうが守れる。
休ませるために決めた三つのこと
- 一時間を目安に、次の話に入る前に必ず外す
- 外している間はスピーカーかテレビの音に切り替える
- 外したあとに耳をさわって、痛みが残っていればその日はそこで終わりにする
三つ目が一番守りにくい。続きが気になっているときほど、痛みを見ないふりをしてしまう。それでも、痛いまま見た回は内容の記憶が薄く、結局見返すことになった。止める判断のほうが、結果として時間の節約になっている。
装着の見直しで楽になった点
イヤーピースのサイズが合っていなかったことにも後から気づいた。小さいほうに替えたら、押し込む力が要らなくなり、同じ時間付けていても違和感が出るまでが明らかに遅くなった。
機種の選び方や寝転がって見るときの注意は、ワイヤレスイヤホンで後悔した6つのことに詳しく書いている。ここでは時間の区切り方だけに絞った。
休憩のあいだにやっていること
外している間は、画面を見ながら音だけテレビに任せるか、一度立って水を飲む。ただ、その間に別のアプリを開くと戻ってこられなくなるので、スマホは触らないと決めた。
次に見る作品を探す時間に回すなら、見たい作品の配信開始日を逃さない予定の立て方のように、予定表に書く作業に使うのがちょうどいい。
やってみて分かった落とし穴
外す時刻を決めても、守れない夜はある。続きが気になって、あと五分、あと一話と延ばしてしまう。そういう日は、せめて音量を一段下げて、次に外す時刻だけ決め直すようにした。ゼロか百かで考えると続かないので、守れなかった日を責めずに調整する形にしている。
もうひとつの落とし穴は、スピーカーに切り替えたつもりで、結局ボリュームを上げてしまうことだった。夜遅い時間は家族への音漏れが気になるので、字幕を併用して音量を抑えるほうが現実的だった。イヤホンを外す休憩を入れるだけでも、翌朝の疲れ方が違うと感じている。
今のところ、この区切り方で耳の違和感が再発した夜はない。ただ、個人差は大きいと思うので、自分の体の感覚を基準に調整してほしい。
よくある疑問
痛みが出たらどうすればいい?
私の場合は外して休ませるだけで落ち着いたが、痛みが続くようなら無理に使い続けず、専門家に相談したほうがいい。ここに書いたのはあくまで視聴の区切り方の話である。
音量はどのくらいに設定している?
周りの生活音が聞こえる程度に抑えている。字幕を使っている作品では、音量を上げるより字幕を読みやすくするほうが楽だった。
スピーカーに替えるのが一番ではないか?
深夜は家族への音漏れがあるので、イヤホンと使い分けている。時間で切り替える形に落ち着いた。

