テレビなし、スマホだけで動画配信を楽しむコツ

一人暮らしを始めてからテレビを買わなかったので、動画は基本スマホかPCで見ています。同じような生活スタイルの人、最近わりと多い気がします。この記事では、テレビ環境がない前提でのVODの付き合い方について書いてみます。

コツを並べる前に一つだけ。テレビを置かない生活で効いたのは画質でも音でもなく、手で持たずに見られるようにしたことだった。スタンドを一つ置くだけで、見ていられる時間がはっきり伸びる。

通信量、最初にちゃんと考えたほうがいい

スマホがメインだと、真っ先にぶつかる壁が通信量です。高画質のままモバイル回線で1話見ると、あっという間にギガを消費してしまいます。格安SIMの低容量プランを使っている場合は特に、画質設定を落とせる機能があるかどうかを確認しておいたほうがいいです。地味な話ですが、月末のギガ不足で結局見られない、という本末転倒を避けられます。

オフライン再生はほぼ必須機能

Wi-Fi環境であらかじめダウンロードしておいて、通勤・通学中はオフラインで見るというスタイルが、通信量を気にせず一番快適だと感じています。ダウンロード機能がないサービスだと、外出先での視聴がかなり不便になるので、スマホメインで使う予定なら真っ先にチェックすべきポイントだと思います。

画面の小ささはイヤホン・イヤフォンで補う

画面の大きさはどうしてもテレビに敵いませんが、ノイズキャンセリングのイヤホンを使うようになってから、音の没入感でだいぶカバーできるようになった気がします。映像の迫力より「集中して物語に入り込める」感覚を優先するなら、スマホ視聴も案外悪くないです。

将来的にテレビを買う予定があるなら、Chromecastやスマートテレビとの連携のしやすさも見ておくと、あとで環境を広げるときに困りません。

通信量をさらに節約したい人は、ダウンロード機能を使い倒して通信量を節約する方法もあわせてチェックしてみてください。テレビがなくても、工夫次第でVODは十分快適に楽しめると実感しています。

省スペースな生活を保ちながら、必要な分だけ映像コンテンツを楽しめるこのスタイルは、今のところ自分の暮らしに一番フィットしていると感じています。

白い机に置いたスマホとイヤホン

スマホの充電問題も地味に付きまとう

長時間視聴していると当然バッテリーが減っていくので、外出先での視聴を前提にするならモバイルバッテリーの携帯が実質必須になります。家では気にならなくても、外出先で見ようとしたときにバッテリー切れで諦めるのは地味に悔しいので、常にモバイルバッテリーをカバンに入れておく習慣がついています。

画面ミラーリングという中間の選択肢もある

テレビを買わなくても、スマホの画面をキャストできる小型デバイスを使えば、来客時など大画面で見たいときだけ対応できます。普段はスマホ中心、たまに大画面という使い分けができるので、テレビを置かない生活スタイルとも相性がいいと感じています。

結局スマホ1台で完結する身軽さが気に入っている

テレビを置かない生活を数年続けていますが、荷物が増えず引っ越しも身軽にできるのは大きなメリットだと感じています。今のところ大画面への物足りなさより、この身軽さの方が自分には合っています。

スマホ一台で完結させるなら、結局は電池が持つかどうかで快適さが決まる。容量の選び方はスマホでのVOD視聴が捗るモバイルバッテリーの選び方で比べてみた。

この記事で触れた道具

大きい画面と小さい画面で見比べたときの見え方

小さい画面で足りるかどうかは、実際に並べて見比べてみるとはっきりする。

大きい画面のほうが良かった場面

  • 背景に情報が詰まっている作品。画面の端で起きていることに気づける
  • 暗い場面が続く作品。小さい画面だと黒つぶれして何も見えない
  • 群像劇。誰がどこにいるかを把握しやすい

小さい画面のほうが集中できた場面

  • 会話が中心の作品。表情だけ追えば足りるので、視線が動かないぶん疲れにくい
  • 字幕を読む作品。視線の移動距離が短く、読み落としが減った
  • 就寝前。画面が近いぶん音量を上げずに済んだ

意外だったのが字幕でした。大きい画面だと、映像の中央と字幕のあいだを行き来する距離が長く、何度も読み返していたのだと思います。

距離のほうが効いていた

比べていくうちに、効いているのは画面の大きさそのものではなく、画面が視界に占める割合だと分かってきました。小さい画面でも近くで見れば視界は埋まりますし、大きい画面でも離れれば小さく見えます。

買い替えを考えるなら、寸法より先に、自分がふだん座る位置から画面までの距離を測るほうが役に立ちます。ここを測らずに大きさだけ決めると、置いてから後悔することになりそうです。

音のほうが差が大きかった

画面の大きさを比べるつもりで始めたのに、途中から音の違いのほうが気になりました。小さい機器の内蔵スピーカーは、台詞が平板に聞こえます。逆に大きい画面のほうは、低い音が響くぶん台詞が埋もれることがありました。どちらも別の意味で聞き取りにくいわけです。

結局、画面の大きさを議論する前に、音をどうするかを決めたほうが満足度は上がると感じました。同じ作品でも、音が聞き取れるだけで内容の入り方がまるで違います。

見比べてから変えたこと

  • 会話中心の作品は、あえて手元の画面で見る
  • 映像を楽しみたい作品は、部屋を暗くしてから大きい画面で見る
  • 字幕が必要な作品は、画面との距離を近くする
  • 寝る前は明るさを下げ、音量を上げずに済む環境を優先する

作品ごとに見る場所を変えるのは面倒に思えましたが、慣れると数秒の判断です。同じ環境で全部見ていた頃より、見終わったあとの満足度は上がりました。

見比べるときに気をつけたこと

同じ作品を続けて二回見ると、二回目は内容を知っているぶん有利になります。そこで、比べるときは数日空けて、同じ場面をもう一度見るようにしました。時間帯もそろえています。夜と昼では部屋の明るさが違い、それだけで印象が変わってしまうからです。

厳密な比較とは言えませんが、条件をいくつか固定するだけでも、感想の言葉は具体的になりました。何となく「大きいほうが良い」と思っていた頃より、自分が何に反応しているのかがはっきりしています。

もうひとつ気づいたのは、画面を変えると見る姿勢も一緒に変わるということでした。大きい画面のときはソファに深く座り、小さい画面のときは前かがみになっています。長い作品では、この姿勢の差が後半の疲れ方に効いてきました。画面選びは、見え方だけでなく体勢の話でもあるようです。

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