実家に帰ったとき、両親が地上波の再放送ばかり見ていたのがもったいなく感じて、VODを勧めてみたことがある。結果的にうまくいったのだが、思っていた以上に気をつけるべきポイントが多かったので共有したい。
操作のシンプルさが一番大事
若い世代なら気にしないような小さな操作の複雑さが、親世代にとっては大きな壁になる。リモコンのボタンひとつで起動できるか、文字入力を極力減らせるかなど、機能の豊富さより「迷わず使えるかどうか」を最優先で選んだほうが結果的に長続きする。
見たいジャンルが偏っていることも多い
両親の場合、時代劇や国内ドラマの旧作が中心で、最新の海外ドラマにはあまり興味がありませんでした。若い世代向けのラインナップが充実しているサービスより、懐かしい作品や国内コンテンツが厚いサービスのほうが満足度が高かったのは、ちょっと意外な発見でした。
最初のセットアップだけ手伝ってあげる
アカウント登録や支払い設定など、最初のハードルさえ越えれば、あとは普段テレビを見る感覚で使いこなしてくれることが多いです。帰省したタイミングで一緒にセットアップしてあげるのが、一番のハードルの下げ方だと感じました。
今では「あのドラマの続き気になる」と自分から連絡してくるようになったので、勧めてよかったなと思っています。定期的に電話で「ちゃんと見られてる?」と様子を聞くようにしているのも、地味だけど親の様子を知るいいきっかけになっている。
あとは字幕サイズや文字の大きさを変更できるサービスだと、より快適に使ってもらえた印象があります。細かい設定項目ですが、シニア層にVODを勧めるときは、こういった見やすさに関する調整機能があるかどうかも意外と重要なポイントだと感じています。
親世代がVODを楽しむようになったことで、実家に帰ったときの会話の話題も増えました。「あのドラマ見た?」という共通の話ができるようになったのは、勧めた当初は想像していなかった嬉しい副産物です。
音量やイヤホンの扱いにも配慮が必要だった
親世代はテレビの音量を大きめにする傾向があるため、集合住宅に住んでいる場合は近隣への配慮としてイヤホンの使い方も一緒に教えておくと安心です。最初はイヤホンの装着自体に慣れていなかったので、簡単な操作で済むタイプを選んであげたことで、無理なく習慣化してもらえました。
孫の写真や動画を見せるついでに提案するのも効果的だった
VODそのものを勧めるより、まずはスマホやタブレットで孫の動画を見せる延長で「こういうのも見られるよ」と自然に紹介したところ、抵抗なく受け入れてもらえました。いきなり新しいサービスを説明するより、身近な話題からつなげるほうがハードルが低いと感じています。
操作に慣れてからは新しい発見も楽しんでいる様子
最初は不安そうだった両親も、慣れてくると自分でおすすめ作品を探すようになり、知らない作品を教えてくれることも増えました。教える立場から一緒に楽しむ立場に変わったのも嬉しい変化です。
その後、実際に操作を教えに行ったときにどうなったかは実家の親にVODの使い方を教えたら、二世帯で作品トークが増えた効果で触れている。


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