放送に合わせて毎週一話ずつ見ていたアニメを、第五話で止めた。面白くなかったからではなく、一週間空くと前の話の細部を忘れていて、そのたびに巻き戻していたからだ。結局その作品は、全話そろってから一気に見直した。
いまは作品ごとに追うか待つかを分けている。どちらが正しいという話ではなく、作りによって向き不向きがあった。分け方が固まるまでに何本か無駄にしたので、判断の材料を書いておく。
先に結論
毎週追ったほうがいい作品
- 一話ごとに区切りがつく形式。前回を細かく覚えていなくても入れる
- 周りに見ている人がいて、話す相手がいる
- 放送中に盛り上がる仕掛けがある作品。展開の予想を含めて楽しめる
完結を待ったほうがいい作品
- 話が連続していて、前回の終わりから次が始まる作り
- 登場人物が多く、関係を覚えておく必要がある
- 配信が放送より遅れる作品。話題に触れないよう気を張ることになる
- 途中で止めたときに、また入り直せる自信がないもの
毎週追って失敗した理由
止めた作品は、一話が終わるところで必ず次への引きが入る作りだった。この形は連続で見ると強いが、一週間空けると引きの効果が消える。次の回の冒頭で「あの人は誰だったか」を思い出す作業から始まって、本編に入る前に疲れていた。
もう一つの誤算は、配信のタイミングだった。放送の翌日に配信される作品だと思っていたら、実際には一週間遅れだった。その間、話題を避けて過ごすことになる。避けきれずに展開を知ってしまった回もあって、そこで気持ちが落ちた。
完結を待つ側の弱点
待つほうが楽だと分かってからは、ほとんど待つようにしていた。ただこちらにも問題がある。
- 待っているあいだに熱が冷める。見たいと思ったときの気持ちが残っていない
- 三か月後に配信が終わっていることがある。権利の期間が短い作品は特に
- 話す相手がいなくなる。周りが終わったあとに一人で見る形になる
- 見たい作品がたまって、結局手をつけないまま次の季節が来る
四つ目が実際に起きた。待ちに回した作品が五本たまって、そのうち二本は一年たっても見ていない。待つと決めたときに、いつ見るかまで決めておかないと積むだけになる。
いまやっている分け方
最初の三話までは必ず追う
始まった作品はとりあえず三話まで毎週見る。ここで話の作りが分かるので、連続型なら以降を待ちに回し、一話完結型ならそのまま追う。三話ぶんの投資で判断できるなら安い。
待ちに回すときは終了日を先に調べる
配信の期限が書かれている作品は、その日付をカレンダーに入れる。期限がない場合でも、三か月後に一度確認する予定を入れておく。これをやるようになってから、見られなくなった作品はない。
まとめて見る日を先に決める
待ちに回した作品は、次の連休など時間が取れる日に割り当てておく。空いたら見ようという形だと積むので、何本見るかまで決めておく。一気に見るときのペース配分についてはシリーズを一気見するか1話ずつか、自分に合うペースを決めた加減に書いた。
季節ごとに本数を決める
新しい季節に入るたび、追う作品を三本までに絞っている。以前は面白そうなものを全部登録して、二週間で破綻した。三本なら一週間に三回の予定として組めるので、無理が出ない。
どのサービスで見られるかを最初に確認しておくのも効いた。作品ごとに配信元が違うと、それだけで手間が増える。サービスごとの強みはアニメ見放題で選ぶ!VODサービスランキングに整理してある。
よくある疑問
途中でやめた作品に戻れるか
戻れた作品と戻れなかった作品がある。差は止めた位置で、話の区切りで止めたものは戻れた。続きが気になる位置で止めると、そのまま戻らなかった。やめるなら区切りまで進んでからにしている。
二期があるかどうかは待つ理由になるか
一期の終わりが続きを前提にした形で終わる作品だと、二期を待つ時間が長い。それを見越して、最初から原作で続きを読むか、二期が出てから通しで見るかを選ぶようになった。ここは作品の評判よりも、自分が待てるかどうかで決めている。
周りとの話題についていけないのは困らないか
これは割り切った。話す相手がいる作品だけ追う枠に入れて、残りは自分の都合で見る。全部に追いつこうとして、どれも中途半端になっていた時期より満足度は高い。
決め方を持つと楽になる
三話まで追ってから判断する、待つなら見る日と期限を先に決める。この二つだけで、季節が変わるたびに悩む時間がなくなった。追うか待つかの正解は作品ごとに違うが、自分の判断の手順を一つ持っておくと、始まる前の準備が短くなる。

