再生機を手放したあとに残った円盤の取捨

押し入れの上の段に、円盤のケースが二十数枚残っていました。配信で見られるものがほとんどで、再生機も数年前に手放しています。つまり物理的に再生する手段がないまま、置き場所だけを占めていたわけです。

捨てられなかったのは中身ではなかった

まず一枚ずつ確認して、配信で見られるかどうかを調べました。二十数枚のうち、十九枚はどこかのサービスに入っていました。つまり中身に困ることはありません。それでも手が止まったのは、買ったときの記憶のほうに未練があったからだと思います。

特典映像やブックレットが付いているものは、配信では見られません。ただ、正直に言えばその特典を最後に開いたのがいつだったか、まったく思い出せませんでした。

取捨の線を三つに絞った

迷い続けても進まないので、判断の線を決めました。

  • 配信で見られて、特典に思い入れもないものは手放す
  • 配信になく、今後も入りそうにないものは残す
  • 特典の中身を今すぐ説明できないものは、手放す側に寄せる

三つ目の線が効きました。「いつか見るかもしれない特典」は、内容を覚えていない時点で今後も見ないだろう、という判断です。この基準で残ったのは4枚だけでした。

残した4枚は再生手段ごと考え直した

問題は、残した4枚をどうやって見るかです。再生機を買い直すのは本末転倒なので、当面は「持っているだけ」の状態を受け入れることにしました。見たくなったときに借りるなり考えればよく、そのために機器を常設する必要はありません。

手放したぶん、押し入れの上段が丸ごと空きました。そこに季節ものを移せたので、実質的な効果は収納のほうに出ています。配信一本にした経緯は録画をやめたときの記事に書きました。

物として持っているかどうかと、いつでも見られるかどうかは、もう別の話になっている。当たり前のようでいて、実際に押し入れを開けるまで実感がありませんでした。作品の管理は複数サービスの使い分けルールのほうに寄せています。

手放し方でも一度迷った

処分すると決めてからも、方法で少し迷いました。まとめて資源として出すのか、必要としている人に回るようにするのか。結局は状態のよいものだけ選んで店に持ち込み、残りは自治体の区分に従って出しています。

持ち込みのために状態を確認していたら、盤面に傷が入っているものが何枚かありました。再生機がない期間に積み重ねて置いていたせいだと思います。そもそも再生できたかどうかも怪しく、余計に踏ん切りがつきました。

ケースだけ残す選択もあった

作業中に思いついたのが、ジャケットだけ残すという手です。愛着があるのは中身よりも表紙のデザインだったので、それなら薄いファイルに移せば場所を取りません。

実際に3枚ぶんだけそうしてみましたが、その後開いたことは一度もありません。結局これも「いつか見返すかもしれない」の変形で、置き場所を小さくしただけの先送りでした。次に整理するときは、この3枚も対象にするつもりです。

物を減らすときは、小さくして残す方法があるとつい選んでしまいます。判断を先送りしている自覚だけは持っておこうと思いました。

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