気づけば深夜1時、見るつもりのなかった話数まで進んでいた……という夜が何度もあった。原因は、エピソードが終わると数秒で次が始まる自動再生機能。良かれと思って搭載されている機能だが、自分にはむしろ「見る・見ない」を選ぶタイミングを奪っていたようだ。試しにオフにしてみたら、思っていた以上に変化があった。
次の話数が勝手に始まらないだけで一呼吸置けた
自動再生をオフにすると、1話見終わったタイミングで画面が止まります。たったそれだけのことですが、「続きを見るか、今日はここで終わるか」を自分で選ぶ数秒間が生まれました。今まではこの数秒がなく、なんとなく次に進んでいたのだと気づきました。
「ながら見」の時間が可視化された
一時停止した状態で画面を見ると、意外と「特に見たいわけではないのに再生していた」時間が多いことに気づきます。自動再生に任せていたときは意識しなかった時間の使い方が、オフにしたことで逆に見えるようになりました。
結果的に満足度の高い視聴時間が増えた
見る本数自体は減りましたが、「今夜はこれを見る」と決めてから見るぶん、1本ごとの満足度は上がった気がします。だらだら見て翌朝後悔することも減り、睡眠時間の確保にもつながっています。
意外だったのは、自動再生をオフにしたことで、逆に本当に見たい作品への集中力が上がったことだ。ながら見が減った分、1話1話をしっかり味わうようになり、内容も記憶に残りやすくなった気がしている。
動画配信サブスクの整理術とも通じる話だが、便利な機能をあえて手放すことで見える自分の視聴習慣もある。自動再生に限らず、当たり前に使っている機能を一度オフにしてみるのは、視聴スタイルを見直すいいきっかけになると思う。
面白いのは、オフにしてからのほうが「もっと見たい」という気持ちが強く残るシリーズが増えたことだ。惰性で次に進んでいたときより、続きへの期待感が高まっている状態で一晩置くほうが、翌日の楽しみも増える気がしている。
今では週末など時間に余裕がある日だけ、あえて自動再生をオンに戻すこともある。オンとオフを状況に応じて使い分けられるようになったことで、限られた視聴時間をより意識的に使えるようになったと感じている。
子どもの視聴時間管理にも応用できそうだと感じた
自分の視聴習慣を見直すきっかけになったこの体験から、子どもが使うプロフィールでも自動再生をオフにしておくと、だらだら視聴を防ぐ効果があるのではと考えるようになった。次のステップとして、家族全員のプロフィールで一度見直してみようと思っている。
他のアプリにも同じ発想を応用してみた
自動再生をオフにする発想が気に入り、SNSアプリの自動再生機能も見直すようになりました。一つの習慣を見直すと、他の「無意識に時間を使っている場面」にも目が向くようになるものだと実感しています。小さな設定変更の積み重ねが、日々の時間の使い方全体を整えるきっかけになりました。


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