夜にリビングで配信を見ていると、隣の部屋で寝ている家族から音がうるさいと言われたことがあった。音量はかなり下げていたつもりだったので、意外だった。調べてみると、音量そのものよりも、テレビの置き方のほうに原因がありそうだった。そこで、音量を下げる前に据え方を見直してみた。
先に結論
効果があったのは次の三つだった。
- テレビを隣室と接する壁から離した
- テレビの背面と壁のあいだに布の物を置いた
- テレビ台の下の床に厚手の敷物を敷いた
どれも大きな工事は要らず、家にある物で試せた。
隣の部屋と接する壁から離す
うちのテレビは、ちょうど隣の部屋と接する壁にぴったり付けて置いてあった。音は壁を伝わりやすいので、ここが一番の原因だったと思う。テレビ台ごと反対側の壁に移すのは難しかったので、まずは壁から二十センチほど前に出してみた。それだけでも、隣の部屋での聞こえ方はかなり変わったと言われた。
背面と壁のあいだに布を置く
次に、テレビの裏と壁のあいだに、使っていない厚手のブランケットを畳んで立てかけた。見た目はよくないので、あとで布製の収納ボックスに替えた。硬い壁に音が直接当たるのを少しでも減らすのが狙いだった。
床に敷物を敷く
三つ目は床だった。フローリングの上にテレビ台を直接置いていたので、低い音が床を伝わっていた。台の下からソファの前まで、厚手のラグを敷いた。足元も冷えにくくなり、冬場は一石二鳥だった。
それでも響くときにやったこと
据え方を変えても、爆発音や音楽が大きい作品はやはり響くことがある。そういう作品のときは、夜間モードで音の大小の差を縮めている。設定のしかたは夜間モードを使い始めたきっかけに書いた。
- 低い音を強調する設定は夜だけ切る
- 壁掛けにするなら隣室側の壁は避ける
- 家族が寝たあとはイヤホンに切り替える
同じ部屋で別々の作品を見るときの工夫は同じ部屋で別々の作品を見るときの間合いに書いている。
据え方を変える前に確かめたこと
いきなり家具を動かす前に、どこから音が漏れているかを確かめた。家族に隣の部屋にいてもらい、同じ音量で作品を流しながら、テレビの位置を少しずつ変えてみた。壁に付けたときと二十センチ離したときでは、隣での聞こえ方がはっきり違ったという。床に敷物を敷く前と後でも、低い音の響き方が変わった。
こうして一つずつ試すと、何が効いたのかが分かる。まとめて全部変えてしまうと、あとで元に戻すときにどれを残せばいいか迷う。
置き場所を決めるときの目安
- 隣室と接する壁より、外壁や収納側の壁のほうが響きにくい
- テレビ台は壁から少し離し、背面に空間をつくる
- スピーカーの向きが隣室を向かないようにする
どれも完璧に守る必要はなく、できる範囲で一つでも取り入れるだけで違いが出た。
よくある疑問
防音材を買わないといけないのか
うちでは買わずに済んだ。まずは家にある布や敷物で置き方を変えてみて、それでも足りなければ考えればいいと思う。
音量を下げるだけではだめなのか
下げすぎると台詞が聞き取れなくなる。据え方を整えておくと、聞き取れる音量を保ったまま響きを抑えやすかった。
