資格試験の勉強を始めてから半年、平日の勉強時間をどう捻出するかがずっと課題だった。仕事から帰って机に向かえるのはせいぜい1時間程度で、参考書とにらめっこするだけの日々に飽きてきていたところ、契約しているVODサービスに語学系のドキュメンタリーやビジネス英語講座のカテゴリがあることを思い出した。
最初は「息抜きにドラマでも」というつもりだったが、せっかくなら勉強に絡めようと、試験範囲に近いテーマの英語ドキュメンタリーを深夜の勉強の合間に挟んでみることにした。25分勉強して5分だけ講座を見る、というサイクルを作ったところ、机に向かい続けるより集中力の切り替えがしやすくなった。
以前は休憩時間にスマホでSNSを眺めているだけだったが、それだと頭が全く休まらず、次の勉強に戻るまでに余計な時間がかかっていた。VODの短い講座に置き換えてからは、休憩中も耳が英語に慣れていく感覚があり、結果的に試験のリスニング対策にもなっている実感がある。倍速再生機能を使えば10分の講座も7分程度で見終えられるので、休憩時間を圧迫しすぎない点も気に入っている。
深夜に音量を上げにくい環境なので、字幕表示をオンにして音を絞って視聴することが多い。文字と音声を同時に追えるので、リスニング講座であっても内容が頭に入りやすく、単純に映像を眺めているだけの時間にならずに済んでいる。骨伝導イヤホンを使うようになってからは、耳を塞がずに聞けるので、家族を起こす心配をせずに深夜でも視聴できるようになったのも地味にありがたい変化だった。
試験本番までまだ日数はあるが、勉強時間そのものを増やすより、休憩の使い方を変えるだけでここまで集中力が続くようになるとは思っていなかった。参考書だけで完結させようとせず、隙間時間に耳から入れる情報を増やすという発想は、今回の勉強法を通して初めて実感できたことだった。次の試験対策では、通勤時間にも同じ講座を音声だけで聞き流す形を取り入れてみようと考えている。
ただ、深夜まで画面を見続けることに変わりはないので、目の疲れ対策も並行して意識するようになった。以前長時間視聴で目が疲れた話、ブルーライトカットめがねを試してみたで書いたように、ブルーライトカットめがねを併用してからは、勉強と講座視聴を合わせて2〜3時間画面を見続けても、翌朝の目の重さがだいぶ違うと感じている。語学講座を勉強に組み込むなら、視聴環境そのものへの投資も合わせて考えると長続きしやすいと思う。
もう一つ気をつけているのが、講座を見ることが目的化しないようにすることだ。あくまで勉強の合間の切り替えとして使うつもりが、面白くて次の話数まで見進めてしまった夜も何度かあった。今はタイマーをかけて「講座は1本まで」と決めるようにしてから、勉強時間を圧迫せずに続けられるようになっている。
語学講座に限らず、隙間時間の使い方を一つ変えるだけで勉強のリズム全体が変わることもあると分かったのは、今回の一番の収穫だったかもしれない。


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