新作が配信されたことに、しばらく気づかない。あとから誰かの感想を見て「もう出ていたのか」と知る。通知はオンにしているのだが、通知が来る作品はこちらが登録したものだけで、知らない作品の新着は拾えない。
原因は単純だった。作品一覧の並び順が「おすすめ順」のままだったからだ。
おすすめ順は新しいものを上に出さない
おすすめ順は、視聴履歴と全体の人気度をもとに並ぶ。新作は視聴数がまだ少ないので、上には来ない。つまり、こちらが黙っていると新作はほぼ目に入らない構造になっている。
ジャンル一覧を開いたときの並び順を「追加日順」に変えた。サービスによって名前が違い、「新着順」「配信開始日順」などと呼ばれている。どこにあるかというと、一覧の右上か、絞り込みの中に隠れていることが多い。
変えた直後に起きたこと
まず、見たことのないタイトルが大量に並んだ。これは想像どおり。問題は、その中に配信開始したばかりの旧作が大量に混ざっていたことだった。
「追加日」は作品の公開年ではなく、そのサービスに入った日を指す。十年前の映画が今週追加されれば、それが一番上に来る。新作を探しているつもりが、旧作の再配信を延々と眺めることになった。
これは公開年の絞り込みを併用することで解決した。追加日順に並べたうえで、公開年を直近二年に限定する。この二段構えで、ようやく想定していた一覧になった。
ジャンルごとに並び順を設定できるサービスと、全体に一括で適用されるサービスがある。うちで使っている一つは前者で、アニメの一覧だけおすすめ順のまま残していたことに二か月気づかなかった。設定を変えたつもりの範囲と、実際に変わった範囲は一致しないことがある。
旧作の再配信も悪くなかった
もっとも、邪魔だと思っていた旧作の一覧が、思わぬ収穫になったこともある。以前は他のサービスにしかなかった作品が、加入しているサービスに移ってきていることがある。配信の権利は動くので、こういう入れ替わりは定期的に起きる。
逆に、いなくなる作品もある。配信終了間近の作品をチェックする癖をつけているのは、そのためだ。追加日順の一覧と終了予定の一覧、両方を見るようになってから、取りこぼしがかなり減った。
見る頻度も決めた
並び順を変えたら、毎日一覧を眺めるようになってしまった。これはこれで時間を使う。今は週に一度、金曜の夜だけ確認すると決めている。
そのときに気になったものは、その場で見ずにリストへ入れる。「あとで見る」リストを整理した話で書いたやり方と組み合わせると、探す作業と見る作業が分離できる。探しているうちに時間が終わるということがなくなった。
サービスによっては、この並び順の設定が保存されず、アプリを開き直すたびにおすすめ順に戻るものもある。毎回変えるのは面倒なので、そういうサービスでは新着専用のページのほうを直接ブックマークしている。
並び順という項目を、それまで一度も触ったことがなかった。初期設定のまま使い続けている項目は、他にもまだありそうだ。


コメント